2020年12月8日火曜日

【自馬ロミに繁殖を試みた】時のはなし❶

馬が、馬術、等のスポーツなどに
使用される場合、
怪我の心配はつきものです。

馬場馬術においては
重種(Warm Blood)と言われる馬が
多く用いられます。
世界大会ともなると、この種類の馬の出場が普通で、サラブレッドなどの
馬の出場はほぼ皆無になると思います。

私たちが初めて手に入れた馬のロミはオーストラリア国産馬。
父馬sireのスタリオン(雄馬)は、
ドイツからオーストラリアに輸入されたレガルデモア(Regardez moi)。
母馬damの雌馬は、メダリオンといいサラブレッドが4分の1入っているオーストラリア国産馬です。

レガルデモア↑

ロミの姉はアメリカでグランプリ馬として活躍しているロサチャW。



顔も体型もロミにそっくりです。
ロサチャは、syndicateという組織が組まれていて、オーナーシップを複数の人が
持つという非常に恵まれた環境で育成されており、オーストラリア人の総合馬術トップ選手の妻であるドイツ出身の馬場馬術の選手が調教をしています。

そんな事をいろんな記事で読み、
私たちの期待を背中いっぱいに抱え、
ロミも期待に答えてくれました。


が、しかし、

若かった時の調教が影響したのか、
それとも、もともとの体型に馬術には適していないものがあったのか、
私たちが所有した短期間に、幾度もの原因不明の身体の不調(英語で lame と言います。)を
繰り返し、数ヶ月の運動休止の末、これ以上の運動をさせることを諦め、
繁殖を試みることにしました。


うちの馬の不調は私たちが購入する前からあったようだということも
あとで、わかりました。
騙された?とは、言いたくないですが、
あえて売主は言わなかった、のかもしれません。

本当の意味での良い馬、
年齢が6、7歳で、重種で血統も良く、動きも良く将来性があり、洗い場でも大人しい、
は、オーストラリアでは、
5万ドル(500万円前後)はします。
うちの馬はその半値だったことを
考えると、相手もそれを承知で購入したと、
都合よく考えたのかもしれません。

馬を良く知らない人が海外で馬を購入する際は、
知っている人(知人であればなお良いと思います。)
に依頼し、購入するのが良いと思います。

それでも急な体調不良や体調変化があるのですから、
馬に関しては、慎重になったとしても、
結局のところ、お互いの相性と、どれだけその馬と縁があるか、
ということになるのかもしれません。

話が飛んでしまいましたが、
繁殖については、
次女の話を聞くことで、私でさえもたくさんのことを学んだので
備忘録としてもその時のことをこれから数回にかけて投稿しようと思います。

よろしくお願いします。


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