2020年11月29日日曜日

【元競走馬の調教】オーストラリアの夕日の下、ジプシーの調教をする次女

ジプシーの調教がうまく行き始めた頃の動画を投稿しました。
競走馬なので、ウオームブラッドのような動きはできませんが、
合図に反応し動けるようになりました。
二人の相性も悪くなく、
次女もジプシーと楽しく運動をしている様子が伺えます。






昨日は長女も心配して
メルボルンから車で7時間かけてキャンベラまで次女の様子を
見にきてくれましたが、
どうやらだいぶ痛みも減り、長女が着く頃にはケロッとしていたみたいです。
皆拍子抜けしましたが、ホッとしています。
今晩は、姉妹仲良くご飯を食べに行ったみたいです。



2020年11月28日土曜日

まさかのポニー馬騎乗中にポニーが転倒

こういうことが起きることは、馬に乗り続ける限り想定内の出来事で、
命があっただけでも良かったと思わなければいけないのですが、
一昨日馬体も小さいポニーの調教中に、ポニーが何かに驚いて
バランスを崩し転倒し、
騎乗していた次女も転倒してしまいました。

転倒した瞬間は思い出せずにいたそうですが、
アドレナリンが過剰に出ていたせいか
さほど痛みも感じず、自分で車を運転して家に帰ったそうです。

ですが、次の日から首が回らず、身体も痛い。
良くなる気配もなく、怖くなり、
今朝病院に行ってスキャンを取ってもらい、
今現在病院で待機中です。


スキャンの結果は、特に何か大きな問題はなく、
痛みが治るまで安静とのことでした。

家族一同ホッとしていますが、しばらく油断はできません。

ですが、そんなこんなで、やっとちょっと私も落ち着いたところです。

嫌なんですよね、、こういうことがやはり起きるので…。

2020年11月26日木曜日

【元競走馬の調教】速歩から駈歩への移行に成功

元競走馬のジプシーも少しづつ馬場でやる気を見せてきた頃の動画です。
褒めて褒めて、可愛がって育てることが大切だと言っています。
ですが、運動の際に、合図に正しく従わない時などは、
鞭や、声のトーンなどで、間違っていることをしっかりと伝えることが大事なのだそう。

「ジプシー!」と、遠くから呼ぶと、寄ってくるらしく
それは可愛がってもらえる、または、おやつをもらえると
思うから来るんですよね。

そうやって少しずつ関係を築き、育てていくようです。





2020年11月25日水曜日

気性の激しい牝馬ポニー種の調教開始。褒める、上げる、機嫌を取る。

誰も手懐けられない暴れ牝馬のポニーが、次女が働く厩舎にいました。
騎乗者を乗せて馬場から出て行ったり、
運動の最中に騎乗者を振り落とそうとして大暴れすることも。
他のライダーも思い通りにならないポニーに感情的になり、
言い聞かせようとして、かなり鞭で叩いていたようです。
振り落とされたライダーも多く、
巷では有名なポニーでした。

働き始めて1年後。
次女がそのポニー担当になったと聞き、
私も恐ろしくなりました。
何もせずにただ乗って終わりにするか、担当を外してもらうよう上司にお願いするよう、
次女に懇願しました。
が、
もうすでに自馬のロミのおかげで暴れ馬にも慣れる、というか、馬が立ち上がる直前の
気配なども感じることができるようになっていた次女は、始めこそ手こずっていましたが、ポニーのご機嫌を取りながら少しずつ調教を始めていきました。

ポニーは7歳の牝馬です。
牝馬は、
気性のアップダウンが激しい馬が多いようですが、
感情的な牝馬の動きは馬場馬術では魅力的なんだそうで。
次女は牝馬が好きです。

牝馬の調教は、騎乗の際、上げて上げて上げまくり、可愛いね、と褒めてやり、
機嫌を取ることを繰り返し、思い通りにしていく。
この方法がこのポニーとうちの自馬のロミには功を奏したと言ってました。

ポニーが次女の騎乗に慣れたところで(ポニーが次女の騎乗を許可したところで)、
馬術の調教が始まりました。






2020年11月24日火曜日

元競走馬を馬場馬のように馬装して撮影。ジプシー良いね!

 調教されて数ヶ月、
ジプシーに筋肉がついてきました。
運動中、頭も起こすことができず下を向いていたのですが、
だんだん頭も上を向いてきました。


筋肉をつけるため
餌の種類も変え、
栄養剤も与えながら、
運動を行なっていたとのことでした。
どのような栄養剤なのかは、
また次女に聞いて後ほどブログにアップしようと思います。

写真撮影をしようということで、
友人と交互にジプシーに乗り、
自分たちも騎乗する際に白いトップを着て
撮影会をしたみたいです。

次女は馬場馬術で基礎を、
友人は障害飛越を教え、
90cm飛べるようになるまで
さほど時間はかからなかったそうです。

将来は
イベンティング(総合馬術)馬として
売却しようと話し合っていました。

*11月23日のこのブログを登校時には、ジプシーはすでに売却されました。



2020年11月23日月曜日

元競走馬の調教ーおやつと笑顔と声掛けを使って前脚を上げさせる練習動画

 馬とのパートナーシップを組む中でまず一番大事なことはその馬と合うかどうか。
のようです。
”気”のようなものというよりも、実際に騎乗してみて初めてわかるのだそうです。

ですが、いくら数回のお試し騎乗で合っていると確信できても
パートナーシップというのは築いていくものの割合がかなり大きいとのこと。

馬房の掃除、馬体の手入れ、馬の世話一般、全てがパートナーシップに繋がります。

以前次女に、
「身体大丈夫?疲れるよね?」
と、心配した際、
次女から返ってきた言葉は、
「いや、身体はそのうち慣れるから。疲れるけど大丈夫。一番疲れるのは、馬との頭の勝負。」
と、言っていました。

馬の性質や性格や傾向を探り、馬より一歩先に考えることは相当頭を使うのだそう。

話がずれましたが、競走馬のジプシーに前脚をあげるようにと、調教している動画をあげてみました。
なにせ大人しい馬なので、普通の馬には無理なのかもしれませんが、何より、リラックスして、楽しんで調教している次女を見るのは、母としてはとても嬉しいことです。
馬とのパートナーシップは、互いの信頼を高めた先に、
互いと過ごす時間を楽しむことで育まれるものなのかもしれません。







2020年11月22日日曜日

元競走馬の調教 ー ジプシー


次女が今年2月から始めたのが元競走馬ジプシーの調教です。

友人と600ドル(約4万円)を出し合い、
5歳の牝馬で非常に大人しい
競走馬としては芽が出なかった、
サラブレッドです。

手放した自馬のロミは、
洗い場でもどこであっても暴れて手に負えない時期があり、
何にもどんな状況でも動じない大人しい馬を選んだそうです。

購入した元競走馬をジプシーと名付け、調教を始めました。




2020年11月21日土曜日

自馬が暴れ続けた理由

2017年に購入した馬のロミですが、2020年2月に手放しました。
どうやら身体に元々何らかの異常を抱えている馬なのではないかと言う事が、何となくわかってきたのです。なぜ次女がそう思ったのかというと、
調子が良い時はとても良く、
その後”Lame"になる。
Lame(レイム)というのは、どういう理由であれ馬に異常がある状態のことをいいます。

一度、このLameという状態になると、
当然ですが1週間から、長ければ何ヶ月も休まることが必要になります。
獣医師に診てもらったり、馬の整体師に頼んだり、
あの手この手で、この”Lame"という状態が長く続かないように、
または、今回でその原因が改善されるように、
飼い主としては最善を尽くします。

ロミはこの3年間で何度も”Lame”になり、
調子が悪い時には暴れ、
事故が起きなかった事が
奇跡のような状態でした。


次女も、高校を中退し、ロミと一緒に、何とか他の人よりも一歩前に早く進みたいという気持ちも大きかったこともあり、
16歳からの3年間、
ロミの故障に泣き、
自分の技術や理解の無さゆえに暴れるロミに対処できずに泣き、
全てを馬に投げ打った事が正しい選択だったのかどうかに迷った、
本当に大変な時期でした。

オーストラリアの高校は2月が新学期になりますが、
自分の高校の友人たちが高校を卒業し、それぞれが新しい道に足を踏み入れた
次女18歳の2月に、
ロミを使った繁殖に失敗し、
ロミの体型の以上による身体への負担を考慮し、
ロミを一生放牧してくれる飼い主を探し
(オーストラリアは国土が広い事もあり、
牧場に馬を放牧させ雑草を喰ませる牧場主も存在します。)
ロミを引退させました。
ロミ10歳の時です。

(引退したロミ)

このような馬でも、血統が良いため、
低価格でも馬場馬として売りにだす、
ということをしているブリーダーも存在します。
ロミも、調子が良い時は、
購入時の2倍で、というようなオファーもあり、
これは良い買い物だった、と、
胸をなでおろした瞬間もありました。

残念なのか、良かったのか、
初めての自馬がこのような形で引退してしまったのではありますが、
次女にたくさんのことを教えてくれた
オーストラリアでいろんなご縁を繋げてくれたこの馬に
感謝の気持ちでいっぱいです。

今は、幼い子供がいる優しい家族や羊たちに囲まれ、
のんびりと暮らしていてくれることを願うばかりです。

しっかりと草を喰み、除草に全力を尽くしてくれていることと思います。







2020年11月20日金曜日

2017年に初めて手に入れた自馬ロミ

 


2017年に手に入れたオーストラリア国産重種馬 
オルデンブルグ種 牝馬 2010年生まれ

血統:父 レガルデモア 母 ヤスミン メダリオン

レガルデモアの父はドイツ馬ルビンスタインです。

力強い歩行が気に入り購入しました。

購入は3万オーストラリアドル、日本円で約270万円。
大変大きな買い物でしたが、血統を見れば日本ではこの価格は妥当か、安いのではないかという気もしました。

今から考えると……
当時は、馬の知識もないので売り手に言われるがまま購入し、

なんてバカだったんだろうか!

と、思います。

次女も同じ気持ち。

後々この馬から次女が学ぶことは大変多かったのですが、、、

例:
買ってはいけない馬、
買う前に必ず行うこと、
暴れ馬の調教法、
暴れ牝馬のご機嫌の取り方、
馬が暴れ続ける時は体に問題があるかもしれないと疑うことも大事、
など。

3年持ち続けましたが、
次女は本当にこの馬からいろんなことを学んだといいます。

大事な経験でした。


元競走馬の調教

 


次女は、今年の1月から将来性がありそうな元競走馬を探しに、あちこちの牧場を、訪ねていました。

オーストラリア国内での馬の売買を目的としたFacebookグループや、WEBサイトがあり、それを見て、良さそうな馬を見つけては、持ち主に連絡して試乗させてもらい2ヶ月。

5歳で、性格が大人しい、合図で駈歩もままならない1200ドルの馬を見つけ、以来、調教しています。

今では駈歩や停止からの駈歩もできるようになり、試合へ向けて準備中です。

全体の体格がまあまあ良くて、性格が大人しく、手入れの最中にも暴れず、外部からの刺激や障害物などにもビクつかないような馬を選んだのだそうです。

騎乗した時に、ハッとするというか、やはり、合うな、と感じる馬でなければいけないとは言っていました。








2020年11月17日火曜日

2020年も終わろうとしていますが…今年のまとめ➁

 


14歳で私の手元から離れ16歳で高校を辞めて馬と共に働くという決断をした次女。
17歳で、運転ができるようになる前までは
私が運転して
朝日が昇る前に仕事へ連れて行き
日が暮れる頃に帰宅。
ご飯も食べずにお風呂にも入らずに
死ぬように眠っていた次女をおもいだします。

友達と遊んだり楽しい思いもさほどせず送った高校生活も、
馬のために辞め、
爪を真っ黒にして、
顔を真っ黒に日焼けして、
無我夢中に技術を向上させようと頑張ってきた次女。

2020年1月に今まで張っていた糸がプツンと切れてしまったようでした。

しばらくフィットネストレーナーの資格を取るため専門学校へ通いましたが、
コロナウイルスの猛威もあり、
クラスはキャンセル。
家でロックダウン生活をしている中で、
強制的に頭と身体を休ませることになり、
どうやらそれがプラスに転じたみたいです。

2月に友人と手に入れた1200ドル(10万円くらい)の
もと競走馬のジプシー(牝馬5歳)を手に入れ
調教し楽しみ

そしてコロナウイルスが収まりつつあった頃、6月には
ポニークラブで
子供達に乗馬を教えることになりました。

プレッシャーがあまりない中で
自分なりに色々と考えたんだろうと思います。


やはり、馬場馬術をやっていきたい、と。

その思いはピークを迎え、
先月、10月、
ブリーディングや調教をしている知り合いの方から拾っていただき、
今はそこで、
ポニーや馬場馬の調教や世話をして
働かせてもらっています。

次女はオーストラリアに来てからずっと苦しい思いをしてきたのでしょうが、
当初からたくさんの方から本当に暖かく見守って頂いており、
母としては、例え今の次女の状態が夢から遠いということであっても、
オーストラリアで次女が知り合った方々に
ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。







2020年のまとめ

 


毎年のことですが、2020年も激動の年となりました。
コロナウイルスの影響もあり、
今年は1年間以上オーストラリアにいる娘たちと会えないこと、
確定です…泣

次女にとっても大きな大きな大変化が続いており、
ブログに書くのもどうかなと、
落ち着くまではなかなかと書けずにいました。

今年はじめ、
まずは、自馬として3年ほど持っていたロミに人工授精を試みましたが
失敗。

ロミはどうやら背骨に異常があるだろう、、
そうでもなければあんなに暴れない、
故障して休むと調子がよく、しばらくしてまた故障…
の繰り返しで、とうとう、次女も決断しました。
ロミをどこかの馬のお友達馬として引き取ってもらう、と。
幸いオーストラリアは国土が広く、大きな牧場を趣味で持っている人たちも多く、
1ヶ月もしないうちに素敵なご家族に貰われて行きました。

その後、今後は次女が今の仕事を辞めたいと…。
辛い、と。
16歳から2年間、
本当に死に物狂いで働いてきましたが、
やはり何か無理があったのかもしれません。

いいよ、よく頑張ったね、辞めなさい、
と、言うしかありませんでした。