2020年12月15日火曜日

【自馬のロミに繁殖を試みた時】のはなし③ ロミを手放す決意 2019年

いよいよロミの排卵が始まりました。
2019年暮れのことです。

まずは獣医で、ロミが妊娠可能かどうかを、検査で確認してもらいました。
正常であることがわかると、大体の次の排卵日を割り出してくれ、
その日が近づきロミの様子に変化を見るとすぐ、友人たちの協力のもと、
ロミを獣医へ搬送しました。

獣医では
3、4日に渡りエコー検査が行われ、
排卵が始まる直前を待ち、人工授精が行われましたが、
次女は立ち会っているわけではありません。

人工授精が行われた後、獣医から連絡があり、
次の日には連れて戻りました。

そして5週間後、
受精したかどうかを確認するため、
もう一度受診しエコー検査を行いましたが、
受精は確認されませんでした。

エコー検査を行った際、
ロミは両方の卵巣から同時に排卵されていることもわかりました。
受精が成功した場合双子になる可能性もあり
そうなると難産などのが危険性も高まることから
胎児を減らすなどの処置が必要になるかもしれない、
と、言われた時に、
まず私の脳裏をよぎったのは、それに関わるコストでした。

受精が成立しなかったと聞いた時は
私も次女もとても落胆し
ブログにも何も書けない状態でしたが、
今思えば
あの時はその結果で良かったのかもしれないと
思ったりもしています。

その後、ロミを手放す心の準備もでき、
結果的に、馬を放し飼いにして飼育しているオーナーも見つかりました。
あざとく、もしや高く売れるかも、、
と、少し期待していた私たちには、
一銭の見返りもありませんでしたが
ロミを持つことでたくさんの経験を積むことができ
本当に感謝しています。






 

 


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