2020年12月2日水曜日

元自馬ロミの調教前、調教後、の動画を投稿しました。

ロミには随分と泣かされた次女ですが、
調子の良い時は、
もしや買った時の2倍で売れるんじゃないか!?
などと、邪な考えが浮かんだりすることもあるくらい(親が)
良い動きをする時もありました。

この馬をオーストラリアで手に入れたばかりの時は、
次女も馬に乗ることはできても、
馬とパートナーシップを組むとは一体どういうことなのか、、、
よくわかってなかったところもあります。

残念ながら一番肝心なところを日本では学ばずにいたことで、
騎乗者としての未熟さが露呈し、
大変苦しみました。

日本で乗っていたのはドイツの重種馬。
馬場馬術をするにあたり、馬は重種馬でなければいけない、、
幼く未熟ながら、こんないらないエゴまで持っていました。
持たせた親が悪い。その通り、反省しきりです。

日本では、試合の前の下乗りはコーチがします。
この下乗りで、馬はいくらでも変わります。
これさえ、本人はやったことがなかったのですから、
今から思えば、何もわかってなかったです。

この私たちが持っていた変なエゴや誇りを、
全て覆してくれたのが、この馬、ロミです。


一番ハードな方法で次女にそれを説き、
次女の苦しみを通して、私にいろんなことを教えてくれた馬です。

今は引退しましたが、
私たちには心の宝を授けてくれた
本当に素晴らしい馬でした。



馬とのコンタクトがある、ない、とはどういうことか。

ビフォー動画(次女が通っていた全寮制の学校での試合の様子)
と、
アフター動画(手放す前、次女が高校を辞めてライダー2年目に撮影された動画)
を見ると、
一目でわかると思います。

ビフォー

アフター



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