いよいよロミの排卵が始まりました。
2019年暮れのことです。
まずは獣医で、ロミが妊娠可能かどうかを、検査で確認してもらいました。
正常であることがわかると、大体の次の排卵日を割り出してくれ、
その日が近づきロミの様子に変化を見るとすぐ、友人たちの協力のもと、
ロミを獣医へ搬送しました。
獣医では
3、4日に渡りエコー検査が行われ、
排卵が始まる直前を待ち、人工授精が行われましたが、
次女は立ち会っているわけではありません。
人工授精が行われた後、獣医から連絡があり、
次の日には連れて戻りました。
そして5週間後、
受精したかどうかを確認するため、
もう一度受診しエコー検査を行いましたが、
受精は確認されませんでした。
エコー検査を行った際、
ロミは両方の卵巣から同時に排卵されていることもわかりました。
受精が成功した場合双子になる可能性もあり
そうなると難産などのが危険性も高まることから
胎児を減らすなどの処置が必要になるかもしれない、
と、言われた時に、
まず私の脳裏をよぎったのは、それに関わるコストでした。
受精が成立しなかったと聞いた時は
私も次女もとても落胆し
ブログにも何も書けない状態でしたが、
今思えば
あの時はその結果で良かったのかもしれないと
思ったりもしています。
その後、ロミを手放す心の準備もでき、
結果的に、馬を放し飼いにして飼育しているオーナーも見つかりました。
あざとく、もしや高く売れるかも、、
と、少し期待していた私たちには、
一銭の見返りもありませんでしたが
ロミを持つことでたくさんの経験を積むことができ
本当に感謝しています。
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