元競走馬のジプシーが次女の元へやってきたのは今年2020年2月です。
ジプシーは、次女の元に10月までおり、11月、
イベンター(総合馬術馬)として売られました。
次女の手元にきたばかりの時は
何にも動じない、どちらかというと動きも感覚も麻痺しているような
大人しい馬でした。
洗い場でも動じず、木々のざわめきや大きな音にも無反応。
暴れ馬を多く任されていた次女は、
とにかく大人しい馬を選びたかったようです。
初めの頃は、
駈歩ができないと言って次女は嘆いていました。
馬体への合図自体にも無反応、無繊細。
筋肉も衰えていたので頭は下がりっぱなし、
体も痩せていました。
毎回の食事にサプリを加え、
筋肉をつけるべく運動をさせ、
馬の整体師を呼び馬体を整え、
少しずつ少しずつ動きが安定するように教えていったようです。
感情的にならず心静かに、良い時は良い、悪い時は悪いと教え、
ジプシーに鞭は怖いものではないと少しずつ教えるため
鞭とおやつを使って楽しい時間を作り、
コーチがいなかったことで自分なりのやり方で自由に
調教していった結果7ヶ月後、
十分素晴らしい馬になったと喜んでいました。
7ヶ月調教後の動画をYouTubeに投稿しました。
多くの成功しなかった競走馬が乗用馬として再調教され
たくさんの人に愛されていく人生を歩めていけるといいなぁと思います。
ジプシー 牝馬6歳
父 Bullet Train(イギリス)
母 Gypsy Battalia 母方の祖父 Agincourt(アメリカ)
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