ロミには随分と泣かされた次女ですが、
調子の良い時は、
もしや買った時の2倍で売れるんじゃないか!?
などと、邪な考えが浮かんだりすることもあるくらい(親が)
良い動きをする時もありました。
この馬をオーストラリアで手に入れたばかりの時は、
次女も馬に乗ることはできても、
馬とパートナーシップを組むとは一体どういうことなのか、、、
よくわかってなかったところもあります。
残念ながら一番肝心なところを日本では学ばずにいたことで、
騎乗者としての未熟さが露呈し、
大変苦しみました。
日本で乗っていたのはドイツの重種馬。
馬場馬術をするにあたり、馬は重種馬でなければいけない、、
幼く未熟ながら、こんないらないエゴまで持っていました。
持たせた親が悪い。その通り、反省しきりです。
日本では、試合の前の下乗りはコーチがします。
この下乗りで、馬はいくらでも変わります。
これさえ、本人はやったことがなかったのですから、
今から思えば、何もわかってなかったです。
この私たちが持っていた変なエゴや誇りを、
全て覆してくれたのが、この馬、ロミです。
一番ハードな方法で次女にそれを説き、
次女の苦しみを通して、私にいろんなことを教えてくれた馬です。
今は引退しましたが、
私たちには心の宝を授けてくれた
本当に素晴らしい馬でした。
馬とのコンタクトがある、ない、とはどういうことか。
ビフォー動画(次女が通っていた全寮制の学校での試合の様子)
と、
アフター動画(手放す前、次女が高校を辞めてライダー2年目に撮影された動画)
を見ると、
一目でわかると思います。
ビフォー
アフター
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