アスリートも、一人の人間です。
人生において、自分を失ってしまうような出来事に遭遇したり、
不安に悩まされることもあると思います。
アスリートのフォーカスはその道を極めることにあるはずですが、
神経を常にそこに沿わせていくことは、
人生を歩んでいく道のりにおいて時にとても難しくなることもあり、
そのちょっとしたフォーカスのブレが
可能性からの転落になることもあると思います。
次女をオーストラリアの高校に入学させようと思い切れたのは、
学校の資料に ”一流のアスリートになるためのメンタルコーチングを行なっている”と、
あったからなのですが、
実際入学させてみると、それは”理想”として掲げられていただけだった
ということがわかりがっかりしました。
次女も19歳という年齢になり、一生このままだったらどうしよう、
という不安が最近増してきたみたいです。
私からみたらまだ19歳なんだからと思うのですが、次女からすると
真面目に働いても働いても(ライダーとして労働しています。)
上達しているのかあまりよくわからず(上達が緩やかになってきているということだと思います。)、
これっ!という馬に巡り合わず、巡り合ったとしても、その馬では試合に出れない(馬主が次女に試合での騎乗を依頼しなければ試合に出れない)、、、、
これから一体自分はどうなってしまうんだろうか、
と、焦り、不安になっているようなのです。
馬場馬術の世界では、20代で有名になることは稀です。
まだまだと私は思うのですが、私の意見には説得力が、当然ですが、ありません。
素直に率直に愚鈍に自分を信じて進まなければきっと
次女がみている未来は、夢で終わるのではないかとも私は思います。
23歳でも25歳でもいい。人生いつでもやり直せるから、その時までは
死に物狂いで夢を追ってみてはどうか。その年齢になるまで、もし何も、本当に何も起きなければ高校卒業資格をとって大学に行きなさい、と、常日頃言っています。
その会話のあと、
次女は、人生のアドバイザーとして、そして夢の実現のために、
第三者であるライフコーチを探し始めました。
来週に1回目のセッションがあり、
このコーチが次女にとって合う人であれば
数ヶ月に1回、継続的にコーチングを行なってもらうことにします。
人生においての成功は、能力ももちろんのことですが、
それ以上に強靱なメンタルが不可欠であると思います。
さて、コーチングが始まることで、何か次女に変化が起きるのでしょうか。
そうであってほしいと思います。
次女13歳
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