2017年10月23日月曜日

タムワースで試合観戦

インタースクールという、主に小学生から高校生が様々な馬術競技に参加できる試合を観戦しに、オーストラリアNSW州にあるタムワースという街まで行ってきました。

タムワースはカントリー音楽で有名な街です。

これでオーストラリアでの高校生活3度目の愛馬ロミとの試合となります。
マレーシアに住んでいる私も、駆けつけて行きましたが、行ってみて驚愕しました。
ほとんどの子どもたちの親は、キャンピングカーと馬を運べるトラックが合体した車で
観戦しに来ていました。こういう文化は日本にはないので私も驚きましたが、それよりも何より、周りの友達の家族がこんなに馬を飼うという整った状況の中でいるのに対し、私たちが何もしてあげられず、今まで一生懸命友達に頼んだりして試合に出ていたんだなと、思うと、次女に本当に申し訳なくて、涙が出ました。


家族が一丸となって、馬も犬も猫も、自転車も、食料も全て自分たちで持ち運び、家族全員が、快適に4、5日間滞在できるようになってました。当然、競技場にもキャンプができるようにシャワーやトイレや洗濯機が設置されています。

私と次女は、競技場近くの安いホテルに宿泊し、レンタカーで移動。

競技は、馬場馬術、障害馬術、総合馬術、牛を追い込む競技など、様々あります。
また、親もボランティアとして手伝うことが義務付けられています。
私ができないこともたくさんありましたが、できることには参加。

できないボランティアは、他の子は親がするところを、うちは次女がやってくれました。
まだ16歳の次女ですが、他の子は親が全てする、試合へのエントリーや、馬の栄養管理、体調管理、世話一般、試合の際の馬の移動を頼む、など、一切合切を自分でやっており、本当に夢を達成するために、本気で頑張ってやっているんだなと、感心しています。



新しい環境に敏感になる我が家の馬の世話は、次女がつきっきりでサポート。知らない音や、物を見るたび、暴れます。この競技場では、子供たちが馬だけでなく、自転車などでも遊んでいて、一時、それを見て大暴れ。危うく次女は振り落とされそうになりました。

こういう場面に出くわすと、私は気分が悪くなります。ですが、次女は気丈に振る舞い、こんなの当たり前、と、言って平然としていました。その姿を見て、私もこの子のために気丈に振舞わなければ、、と、思うのですが。

試合の結果はいまいち。ですが、それより何より、馬がテストの最中暴れなかったのが良かった。次女も、コーチも必死でサポートしてくれました。試合前、1時間、馬の気を落ち着かせるために輪乗りの速足で騎乗。お尻がすりむけた、、、そうです。だろうなあ。

今回の試合で学んだことは、もう、このようないろんな競技がある試合には出ない方が良いだろう、ということ。我が家の馬は馬場馬術の馬です。この競技に使う馬は、元来、敏感な馬も多く、、こういう場所では、敏感になりすぎて危ないのです。特にうちの馬は繊細で、あまり競技経験がないのも問題なのでしょうが。
とりあえず今回は何事もなく終わりました。ホッとしました。本当に何もなくてよかったです。

タムワースで楽しかったことは、次女と色々な話ができて、新しい知らない土地を私なりに楽しめたこと。そして、次女の頑張を感じ、改めて、この子は馬に乗るために生まれてきたのかな、と、思いました。




ロミ、お疲れ様!









2017年9月16日土曜日

次女が寮生活を送っているところまで、運転して行ってきました。

運転免許を取ったばかりの長女と夫が運転を交代しながら
次女が寮生活を送っている学校まで、8時間かけて訪れた。

道中、食べた朝食。



愛馬ロミと。



広大な景色と、どこまでも続く空。

ほんとのことを言えば、いつまでも4人で一緒にいたかった。

今回の別れは一層辛いものとなりました。




2017年5月15日月曜日

ドイツで受講



2017年次女を連れてドイツへ乗馬のレッスンを受けに行ってきました。






『馬が、自然に動けるように、、乗り手が馬の邪魔にならないように騎乗する。』

3泊してレッスンを4回だっけな?受けさせてもらいました。
講師は、日本人でドイツでマイスターになられた内田先生です。

馬に対しての基本的な考え方、常にリスペクトし、調和する騎乗を心がける。

優しい先生で素晴らしい気付きがたくさんあったようです。

ドイツ人の奥様のおもてなしもとても素敵で、楽しく充実した4日間を過ごさせていただきました。

まだまだ理想には程遠くわからないことだらけですが、
愛情を持って馬に接し、お世話をしっかりとしてあげるなど基本的なことがパートナーシップに繋がるんだね、と、いろいろ思うところがあったようでした。







近くの町でスパニッシュライディングをしている施設があると聞き、見学に行ってきました。





お天気に恵まれた1週間で、ため息が出るような素晴らしい光景を見ることができました。

いつものごとく、、予算の関係で、、短い期間でしたが、
この経験を今後に活かして欲しいです。



2017年5月9日火曜日

ロミリハビリ終了


落馬したり、自分の居場所が変わったり、体調を崩したり、娘たちを手離した喪失感に対応していたら、ブログを更新する気も失せていました。母失格です。

精神的にもう大丈夫と、言うまでには至ってないですが、、、無理せずぼちぼち続けて行こうと思います。

さて、ロミが後ろ足に問題を抱えていることがわかり1ヶ月ほどのリハビリと治療を終えて復活しました。家族全員ホッとしています。特に面倒を見ている次女はとても心配したようですが、何より、馬に騎乗できないでいることによるフラストレーションの方が大きかったようでした。

馬は問題があると治療費が本当に高く、お金がかかります!ですが、とにかく可愛がって次女の良きパートナーとして活躍していってほしいなと思います!

2017年4月2日日曜日

母の私が初落馬

ずっと更新してませんでしたが、1月初旬に馬から落ちまして、膝の裏に蹄の痕跡、軽い脳しんとうに血圧計が破壊されるくらいの高血圧を記録し医療関係者を驚かせてしまいました。馬に対しての怖さは全くないのですが、元競走馬のみで成り立っている乗馬クラブで乗馬をするのをやめることにしました。

落馬時に乗っていた馬は元競走馬。皮肉なことにはみが入った感触や駆け足に入ったタイミングを今でも覚えています。ただ、ここは競走馬時代の名残でしょう。馬は思い切り走り出してしまいました。

ですが、不幸中の幸いとでもいうか、鎧を外して乗るレッスン中だったので私は馬に引きずられることもなく敢え無く落下。死ぬのは案外簡単かも、と、落ちてからしばらく意識が朦朧としていた中で考えてました。

というワケで、乗用馬以外は乗らないことを決意。将来はポニーでもいいので優しく調教された自馬を持ち、のんびりと乗れる環境で暮らしたいと、落ちたことでハッキリとした夢を持つことができました。

今帰国中ですが、出産や子育てで無理をした自分の身体のメンテ→エステでは治療できない骨盤の修正のため整体通い開始→馬に柔らかく乗るための身体作り→持久力、背筋、腹筋を鍛える→を将来の乗馬のため頑張ってます!